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暑い日が続くと、キッチンに立ち、火を使って料理するのが億劫になりますね。
それでも、暑さに負けないように、ビタミン類やたんぱく質はしっかり摂りたいものです。
そんな時には、なるべく火を使わずにできるレシピをご紹介します。
☆レンチン!ドライカレー!
☆ ポイント ☆
熱中症対策には、エネルギー補給となる「炭水化物」をしっかり摂ること。
それに加え、炭水化物からエネルギーを作り出すために「ビタミンB1」が必要です。
「ビタミンB1」は、豚肉、大豆、ウナギなどに多く含まれています。
また、紫外線から体を守る「抗酸化成分」を摂取することも大切です。
特にβカロテンやビタミンC・Eは抗酸化ビタミンと呼ばれ、緑黄色野菜に豊富に含まれています。
夏野菜のパプリカや枝豆、ズッキーニなども取り入れ、色鮮やかにすると食欲も増しますね。
<材料(2人分)>
ご飯・卵・いつもの野菜(緑黄色野菜・夏野菜も)
[A:豚ひき肉150g・いつものカレールー2かけ・ケチャップ大1・水100ml]
<作り方>
①いつもの野菜を細かく切る
②耐熱皿に、切った野菜と、[A]を入れて軽く混ぜる
③ふんわりラップをして600Wで3分レンチンする
④1度取り出し、軽く混ぜて、再度ふんわりラップして、600Wで3分レンチンする。
⑤水を適量入れた耐熱容器に卵を割り入れ、黄身にフォーク等で穴を開け、
ふんわりラップをして600Wで1分少々レンチンする(爆発注意)
⑥ご飯に、④と⑤を盛り付けできあがり☆☆☆
手軽に栄養がたくさん摂れるレンチンカレーを、ぜひ試してみてください。
最高気温37℃以上といった、猛烈な暑さが続いています。
熱中症で多くの人が病院に運ばれ、重症の場合は死亡することもあり、もはや「災害」レベルです。
熱中症で搬送される半数以上の人は「65歳以上の高齢者」です。
高齢になると暑さを感じにくくなり、基礎代謝も落ちるために汗もかきにくくなります。
「まだ暑くない」と思っているうちに体内に熱がこもってしまうのです。
自分の体感に頼らずに、「室温」と「湿度」を見て確認することが大切です。
「室温28℃」「湿度70%」はエアコンONの目安です!
「子ども」も体温調節が未発達で、体に熱がこもりやすくなります。
また、身長が低く、地面の照り返しの影響も受けやすいです。
大人が体調の変化に気を配り、長時間、外で遊ばせないとか、水分補給を心がけるなどの対策が必須です。
外出するときは、「日傘」が効果的です。
日傘を使った時の効果はどれほどかというと、
たとえば、真夏の昼頃に日射しが当たる頭皮の温度は55℃前後にもなりますが、日傘を使うと40℃前後に下がります。
汗をかく量が約17%減り、「熱中症警戒レベル」が「1段階」下がるといわれています。
白色は紫外線を反射し、黒色は吸収するので、上のイラストのような
特に内側が黒色の日傘が最も効果的です。
もちろん帽子も頭部への直射日光を防いでくれますが、汗で蒸れて熱がこもるので、時々取って汗を拭くことが必要です。
最近は、折り畳みの男性用日傘や晴雨兼用傘の種類も増えています。
日傘を持ち歩けば、夏場の急な雨の備えにもなりますよ!
今日は七夕ですね。関東地方では、天の川が見られる場所が多いそうです。
夜遅い時間には雨が降り出す所があるとのこと、早めに観察した方がよさそうです!
天の川は、東の空に見える「夏の大三角形の間」を流れています。
できるだけ灯りの少ないところで空を見上げてみましょう。
ところで、七夕にはどんな食べ物がよいでしょう。
季節やイベントを感じながら、食事を楽しむのもよいですね。
そうめん
七夕の代表的な行事食になっています。
中国で、無病息災を祈願して食べられていた小麦粉のおかしが由来しているといわれています。
それが、そうめんに変わっていき、天の川に見立てて食べることが増えたようです。
ちらし寿司
ちらし寿司を七夕に食べるようになった由来ははっきりありませんが、
日本では昔から、お祝い事や節句でちらし寿司を食べる習慣があります。
具材を細かく切ったり、星形☆にして乗せると七夕らしくなりますね。
竹や笹にちなんだ食べもの
笹は生命力が強く、寒さや強風にも負けない丈夫な植物であることから神事に使われることが多いそうです。
そのため、七夕に竹や笹にちなんだ、たけのこご飯や笹団子を食べる習慣もあります。
星☆などをあしらったアレンジを少しだけ取り入れるだけでも、七夕を感じられる食事になりそうですね☆
今週の前半まで、梅雨の合間の貴重な晴れが続くそうです。
この晴れの日に、お部屋の空気を入れ替えたり、溜まっていた洗濯物や濡れた靴などを一気に乾かしたいですね!
それと一緒にぜひやっておきたいことが、「ダニ退治」!です。
ダニが繁殖しやすい条件は、室温25℃以上、湿度60%以上といわれます。梅雨の時期から夏にかけて、ダニにとって絶好の繁殖期です💦
特に気になるのが布団ではないでしょうか。
蒸し暑くなり、寝ている間にかいた汗によって湿気がたまりやすく、また皮脂汚れやフケなどはダニのエサになります。
こうして布団には、数千から数万匹のダニが潜んでいるともいわれます。
また、ダニの死骸や糞は、アレルギーのもとになることがあります。
ダニは目に見えないので、正しい方法で除去し、快適に過ごしましょう。
◎天日干しだけでは足りない!?
ダニを死滅させるためには、50度以上の熱を20~30分かける必要があります。
天日干しの場合、日光の当たらない布団の奥や裏側に逃げ込んでしまい、紫外線だけでは死滅しません。
ですが、布団を乾燥させると湿度が下がるので、活動を抑えることは出来ます。
天日干しの間に、1度は裏返すことも忘れないでください。
また、布団カバーや枕カバー、シーツを定期的に洗濯し皮脂汚れやフケなどを洗い流すことも大切です。
◎布団乾燥機+掃除機でダニを除去!!
ダニを死滅させるには、布団乾燥機の高温に、「30分以上」かけることが効果的です。
製品によっては、ダニ除去専用のものもあるので活用してみてください。
布団乾燥機をかけた後は、必ず、掃除機でダニの死骸や糞を吸い取りましょう。
天日干しの後も同じです。よく布団を叩く方がいらっしゃいますが、叩いてもダニが出てきたりはたき落とすことはできません。
それどころか、奥に逃げ込んでしまったり、死骸が砕け散り、逆効果です。
布団を乾燥させた後は、掃除機をかけるようにしましょう。
外干しや、布団乾燥機を活用すること以外にもできる対策があります。
布団の収納場所などに除湿剤を置いたり、寝具に使用できるダニよけ剤を使用することも効果的です。
湿気が多い、これからの時期はカビも生えやすくなりますが、ダニ対策は、カビ対策にもつながります。
カバー類をこまめに洗濯し、時間のある時は布団乾燥するよう心がけると、気持ちのよい布団で過ごせられそうですね。
毎日の食卓に必ずあるかもしれない 「味噌汁」。
「味噌」は、セロトニンのもと「トリプトファン」を多く含む大豆製品です。
いつもの味噌汁に一工夫して、さらに「トリプトファン」を増やしましょう。
ごまの香ばしさ香る油揚げの味噌汁
トリプトファンが豊富な「大豆製品」(油揚げ・豆腐)と「ごま」は味噌汁にぴったりです。
いつもの味噌汁の仕上げに、「いりごま」や「すりごま」を振り、ごま油を垂らすと、
コクが増し、香ばしい香りに食欲がそそられます。
ほっとする味噌ミルクスープ
トリプトファンが豊富な「牛乳」を加え、野菜をたっぷり入れて煮込むだけで、ほっこり和洋スープに!
これだけで立派な一品になりますよ。
ベーコンも加えると「ビタミンB6」も摂れ、コクもUPします!
材料(2人前)
・根菜などの お好きな野菜(と、入れたければベーコン)
・水 200ml
・牛乳 200ml
・味噌 小さじ2
・顆粒和風だし 小さじ2
手順
1. 水を熱した鍋に切った材料を入れて煮る
2. 灰汁を取ったら、牛乳を入れる
3. 具材に火が通ったら、味噌・顆粒だしを加えて、できあがり☆
関東地方の梅雨入りが発表され、じめじめした季節になりましが、
食材の力をかりて、心も体も明るく過ごせるといいですね。
前回、体の不調を整えるために「セロトニン」分泌が増えるとよいことを
お伝えしました。
また、十分な「セロトニン」があると、夜に「メラトニン」分泌が促されて
入眠しやすくなります。
「セロトニン」を増やすためには?
体内で「セロトニン」を作るために、材料として「トリプトファン」が必要です。
「トリプトファン」は必須アミノ酸の1つであり、体内で生成されないので、
食事から摂取することが必要です。
この「トリプトファン」が「ビタミンB6」と結びついて、「セロトニン」が生成されます。
「セロトニン」を増やすためには、この2つを十分に摂取することが
重要なのです。
「トリプトファン」が多く含まれる食品
1、大豆製品;豆腐、納豆、味噌、豆乳など
2、乳製品 ;牛乳、チーズ、ヨーグルトなど
3、穀物類 ;米、ごま、ナッツ類など
4、その他 ;卵、バナナなど
大豆製品は、納豆・豆腐の味噌汁など、毎日の食事に取り入れやすいですね。
乳製品では、牛乳を毎日飲んでいる方も多いのではないでしょうか。
さらに加工された乳製品の方が、より多くの「トリプトファン」が含まれますので、チーズや脱脂粉乳(スキムミルク)もおすすめです。
その他に、バナナ🍌は、大豆製品や乳製品よりは含有量が少ないですが、ビタミンB6やミネラルも摂取でき、腹持ちも良いので朝食におすすめです。
肉や魚といった動物性たんぱく質にも「トリプトファン」は多く含まれていますが、それだけでは脳へ取り込まれにくくなります。この場合は「ビタミンB6」と一緒に摂るようにすると、脳内での生成が促進されます。
「セロトニン」生成に重要な「ビタミンB6」は、
鮭、さば、さんまなどの魚類、鶏むね肉やささみ、豚肉などの肉類、ごまなどに多く含まれます。
これらの食材をバランスよく摂って、食事からも元気を補えるといいですね。
遅咲きの桜が見頃となっています。ほとんどが八重咲きですね。
4月からの新生活が始まって慣れない慌ただしい日々に、疲労を感じている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
心身の緊張が続くと、知らず知らずのうちに不眠になったり、食欲が減ったりして、ますます不調をきたしてしまいます。
この時、脳内ホルモンの一つである「セロトニン」の分泌が減少しています。
「セロトニン」は、別名「しあわせホルモン」と呼ばれ、自律神経のバランスを整え、緊張をほぐす効果があります。
通常、脳は、緊張やストレスを感じるとセロトニンを分泌し、興奮作用のある「ノルアドレナリン」や「ドーパミン」のはたらきを抑制します。
ゆっくりお風呂につかったり、リラックス効果のある体操などを行うと、セロトニンが増え、リラックス効果が高まります。
しかし、ストレスや疲労がたまると、セロトニンの分泌が減少したり、はたらきが悪くなったりしてしまうのです。
体調を崩してしまう前に、セロトニンが増えるような生活を意識することが大切です。
1つ目に、朝食をしっかり摂り、朝日を浴びる。2つ目に、適度に身体を動かすことです!
セロトニンは、寝ているときには作られません。セロトニンの分泌は、よく噛むことで活性化されます。
そして日光を浴びることが欠かせません。
朝食を抜かないようにして、午前中のうちに日を浴びて、15分程度のウオーキングで十分ですので身体を動かすようにしましょう。
そうすることで、日中に増えたセロトニンが、夜に誘眠ホルモンである「メラトニン」に変化します。
メラトニンがしっかり分泌されると、入眠しやすくなりますので、ぐっすり眠って疲労から回復させることができますね。
また、セロトニンは脳内で作られますが、その材料として、必須アミノ酸の「トリプトファン」が必要です。これは体内で生成されないので、
食事で摂らなければなりません。
次回は、トリプトファンが豊富に含まれる食材をご紹介します。
スーパーや八百屋さんでは、春の新物野菜が見られる季節になりました。新玉ねぎ、新じゃがいもなどと並んでいる「春キャベツ」。
4月~6月頃に出回り、特徴は、巻きが緩やかでふっくらしていること。また、中心近くの葉まで黄緑色です。葉もやわらかく、甘みを感じやすいです。
キャベツは出回る時期によって品種が異なり、7月~10月頃に出回る「夏秋キャベツ」、11月~3月にかけて出回る「冬キャベツ」、そして今が旬の「春キャベツ」の3つに分けられるそうです。
1番葉がやわらかくみずみずしい「春キャベツ」は、炒めると水分が出てしまうので、生でサラダや浅漬けなどで食べるのがおすすめです。
キャベツに含まれる主な栄養素は、ビタミンC・ビタミンK・ビタミンU・カロテン・葉酸・食物繊維です。
濃い緑色の葉にはビタミンCが豊富ですので、「春キャベツ」には、より多くのビタミンCが含まれているといえます。
ビタミンCには、抗酸化作用があり、免疫力の向上や疲労回復などが期待されます。
一方で、加熱によって壊れやすく、水に溶けやすいため、ビタミンCを効率的に摂取するためには、生で食べることがよいとされるのです。
また、キャベツを切る際も、切り口から栄養が逃げないよう、洗ってから切るとよいでしょう。
もう一つ、注目したい栄養素が「ビタミンU」。
あまり聞きなれないかもしれませんが、別名「キャベジン」と聞くとピンとくるかと思います。
キャベツから発見された栄養素で、胃酸の分泌を抑制したり、傷ついた胃腸の粘膜を修復する働きがあるため、胃腸薬などに利用されています。
「ビタミンU」もまた水溶性です。
加熱する場合は、溶けだした栄養素も一緒に摂取できるようにスープにしてもよいですね。
ぜひ、新鮮な旬の食材をおいしく楽しんでみてください。
黄色に咲き誇る菜の花畑を見ると、春の訪れを感じますね。
一方で、栄養豊富な食べ物としても知られています。
今回は、「菜の花」の栄養パワーをご紹介したいのですが、「菜の花」という品種があるわけではないのですね。
「菜の花」とは、アブラナ科アブラナ属の植物の総称です。
その中のアブラナやセイヨウアブラナの別名としてよく使われているのです。
一般的に花茎やつぼみ、柔らかい若葉の部分を食べる野菜として出回っているものが「菜花(なばな)」と呼ばれ、
キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、小松菜などの野菜が含まれます。
スーパーなどでは、これらは区別され、「菜の花」「菜花」「なばな」のように表記されています。
「菜花」は、花を咲かせる前の状態で食すので、成長に必要な栄養分がたくさんため込まれています。
特にビタミンCが豊富で、野菜の中でもトップクラスです。
また菜花の辛味の元であるイソチオシアネートという成分には、ビタミンCと同様に、抗酸化作用があり、
免疫力を高める効果も期待できます。
また、血圧上昇を防ぐカリウムや、貧血を予防する鉄や葉酸も含まれています!
調理のポイント!
茹でて調理することが多いと思われますが、ビタミンCやイソチオシアネートは、水に溶けやすく熱に弱い性質があります。
そのため、水にさらしすぎないことと、短時間で加熱することが大切です。
その後に、お浸しやからし和えなどに。
おすすめは、「白あえ」です。豆腐とあえることで辛みがマイルドになります。
また、炒め物やパスタなどにして油をプラスすると、イソチオシアネートに含まれる、β-カロテンの吸収率がアップできます。
買う時の選ぶポイント!
花が咲いてしまうとえぐみが出るので、つぼみがかたく締まっているもの。
茎や葉は、青々とした緑色で、柔らかくみずみずしいものを選ぶとよいでしょう。
インフルエンザなどの感染症に加え、花粉症もまだまだ気になる時期ですので、旬の食材を活用し、
健やかにお過ごしください。
冬に手足の指や耳にできることがある「しもやけ」
赤く腫れ、痛がゆくなることが、とてもつらい症状の1つです。しかも症状は突然現れることがあり、なかなか治らないことも多々あります。
原因は? しもやけは、寒さによって血流が悪くなることが原因となります。
そのため、身体の末端の手先・足先や、露出することの多い耳たぶや鼻の頭などに発症しやすくなります。
また、一日の寒暖差が10℃前後と、寒暖差が大きい冬の終わり(春先)の方がより発症しやすくなると言われています。
寒暖差による血管の収縮・拡張の刺激によって痒みが強まったり、
汗をかいた後に、特に足は、靴の中で蒸れて症状が悪化してしまうことになるからです。
それでは、症状を改善するために、あるいは予防するためにはどうすればよいでしょうか。
予防と治療は? しもやけは寒さによる血流障害が原因ですので、冷やさないことが重要です。
寒さを感じる時期は、厚手の靴下、手袋、耳当てなどを使って防寒対策をしましょう。
そして、それらが汗で蒸れたり、雨や雪などで濡れたりした場合は、早めに取り替え、
冷えたままにしないように気を付けましょう。
外出する際は、替えの靴下などを持つとよいですね。
さらに、血行を良くすることも大切です。
お風呂で、湯船につかりながらマッサージすることも効果的です。
また、血行不良にならないように、きつい靴を履かないように心がけましょう。
既に足に症状が出ている場合は、痛みが悪化してしまうこともあります。
症状が現れてしまったら、早めに塗り薬も使用するとよいでしょう。
市販薬もあるので、ひどくなる前に活用することをお勧めします。
血行を良くするためには、血行促進作用のあるビタミンE(トコフェロール)が含まれる軟膏やクリームが効果的です。
かゆみや痛みに対しては、皮膚の炎症を抑えるグリチルレチン酸などが含まれる外用薬がすすめられますが、
かゆみや痛みがひどい場合は、ステロイドを含む外用薬がおすすめです。
ステロイド外用薬を使用する際は、適量を炎症部位にのみ塗ってください。
炎症の部位が広範囲な場合や、ステロイド外用薬を1週間ほど使用しても改善されない場合は、皮膚科を受診しましょう。
子どもから大人まで、大人気のいちご。
いちごは世界各地で生産されていますが、生食での消費量は、なんと日本が世界一だと言われています。
それだけに、日本の生産地の競争も激しく、毎年のように新しい品種が開発され続けています。
海外でも人気が高く、日本のいちごの品種はおよそ300種もあり、世界全体の品種の半分以上を占めているとも言われています。
ところで、いちごは 果物? 野菜? 私はずっと果物だと思っていましたが、
園芸学では、野菜に分類されるとのこと。
イチゴの表面にあるツブツブは種ではなく、ひとつひとつが果実で、その中に種が入っているのだそうです。
私が今まで果実だと思っていた大部分は、茎の先端の花床(かしょう)が膨らんだものなんだとか。
甘い部分の正体が判明したところで、その栄養成分に注目してみると、
ビタミンCや葉酸がたくさん含まれていることがわかりました。
いちご100gで34kcalと低カロリーながら、
抗酸化作用のあるビタミンCは62mgとみかんやグレープフルーツの約2倍。
これは、約10粒ほどで、成人が1日に必要とするビタミンCを摂取できる計算になります。
また、細胞の産生を助けるビタミンB群の葉酸も多く含まれます。
さらに、ポリフェノールの一種であるアントシアニンも豊富で、目の働きを改善する効果もあります。
ジャムやお菓子の材料として様々な食べ方ができますが、そのままでも甘くておいしいので、
熱に弱いビタミン類を効率よくとるためには、生食がおすすめです。
産地や品種ごとに食べ比べて、お気に入りを探してみるのも楽しそうですね。
ちなみに表面のツブツブまで赤いものの方が、より甘いですよ。
今年はウサギ年。
モフモフの体毛に、くりくりな瞳、ぴょんぴょん跳ねる動きは可愛らしさ満点です。
日本の昔話にウサギが多く登場することから、古くから日本人に愛されてきたことがわかります。
日本最古の書物である「古事記」にも、怒らせてしまったサメに皮をはがされてしまう「因幡の白うさぎ」が収録されています。
また「かちかち山」では、悪いタヌキをこらしめる優しくも強いウサギが、
「うさぎとかめ」ではレースの途中で油断してしまうウサギが登場しますね。
月の暗い部分を日本では、お餅をついているウサギにたとえられています。
このように昔からずっと親しまれているウサギですが、どんな性格の持ち主なのでしょう。
自然界では、捕食される立場であることから、とても警戒心が強く怖がりなのだそうです。
けれど、野生のうさぎは単独行動で生活しています。
なんと日本に生息する全ての野生生物の中で、1番速く走ることができる動物とされ、
エゾユキウサギとニホンノウサギのトップスピードは、時速70~80kmほどと言われています。
力強くはねる足と、およそ3km先の音まで聞こえる優れた聴力を持つウサギは、小さくても、
とてもたくましいと感じます。
みなさまにおかれましても、ウサギがジャンプするように、飛躍の年になりますように。
秋も深まり、鮮やかな橙色の果実「柿」がなっているのをよく見かけるようになりました。
柿の旬は、9月~12月ごろの秋から冬にかけてです。味も甘くて美味しいですね。
そして、栄養価も高い果物です。
柿に含まれる主な栄養成分は、
① 抗酸化作用のあるビタミンC
② 体内のナトリウムを排出しやすくし、高血圧の改善が期待されるカリウム
③ 皮膚や粘膜を強くするビタミンAになる β-カロテン(柿のオレンジ色のもと)
④ 抗酸化作用やアルコール分解を助けるタンニン
⑤ 腸内環境を整える食物繊維 です。
人が1日に必要とするビタミンCの量は、約100mgですが、柿1個にビタミンCは約140mg含まれます。
また、ビタミンCやカリウムは水溶性で、加熱することで茹で汁に出てしまいますが、
柿は生で食べられるので、これらの栄養素を効率的に摂取できる食材です。
ただし、食べ過ぎには注意が必要です。
含まれるタンニンは、一度に多量に摂取した場合、胃の内部に石のような硬い物質が生じてしまう[胃石]の原因になるといわれています。
柿の1日の摂取量の目安は、1個~2個程度であることを覚えておいてください。
柿に限らず、タンニンを含む食物は一度にとりすぎないように注意しましょう。
柿は、干し柿にしても甘みが増して美味しいですね。
干し柿は、渋柿の皮をむいて天日干しした加工食品で、渋みが抜けて甘味が強く感じられるようになります。
干し柿にするとビタミンCは減少しますが、代わりにカリウム、β-カロテンなどのミネラルが大幅に増加します。
表面の白い粉はカビではなく、甘味成分の一種であるグルコース(ブドウ糖)の結晶です。すぐにエネルギー源になるため、疲労回復に効果があります。
ただ干し柿は、湿度が高いところでカビが生えやすいため、乾燥材と一緒に密閉容器に入れて常温保存するか、冷蔵庫で保存しましょう。そうすることで1週間ほど保存可能になります。
寒暖差が激しく、体調を崩しやすい時期ですので、栄養素を手軽に摂れる柿をおいしく活用してみるのも良いかもしれませんね。
11月8日の夜、皆既月食が起こります。今回の月食は、日本全国で観察できるそうです。
多くの地域で、午後7時過ぎ、軽く空を見上げる程度の高さで皆既食となり、観察しやすいようです。
月は、18時9分から欠け始め、19時16分に皆既食となります。皆既となった月は、「赤銅色(しゃくどういろ)」と呼ばれる、赤黒い色に見えます。
皆既食は86分間続いて20時42分に終わり、その後は徐々に月は地球の影から抜けて、21時49分に部分食が終わります。
月食は、太陽光に向かって、月が地球の影になる現象ですね。
国立天文台によると、今回は月食中に天王星が月に隠れる「天王星食」という、とても珍しい天体ショーが起こるそうです。
皆既月食中に惑星食が起きるのは極めて珍しく、1580年7月以来約442年ぶりの天体ショーとのことなので、
ぜひ直に観察できたらいいですね。
天王星は約6等級で、薄い青色に見えます。非常に条件の良い空でも肉眼で見える限界の明るさです。
普段の満月のすぐ近くであれば、その明るさに負けてしまいますが、今回は天王星の潜入時に月が皆既食中で暗いので、見つけやすいのではないでしょうか。
ちなみに、次回日本全国で見られる皆既月食は2025年9月8日と3年も先になります。
良い機会ですので、夜空に浮かぶ銅色の月を見上げてみてはいかがでしょうか。
その際は、暖かい服装で、周りの安全を確かめて行ってくださいね。
すっかり秋めいてきた10月。食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋など、様々なことに適した気候となる時節です。
日本列島では、北から紅葉見頃の便りが届き始めました!
関東では、日光で10月18日、高尾山では11月18日が見頃とのことです。
ところで、紅葉狩りは(もみじがり)と読み、紅葉(こうよう)を楽しむことですが、その「もみじ」とは?
「かえで」との違いって何でしょうか?
紅葉(こうよう)する樹木の代表的なものといえば、黄色はイチョウ。
赤色は、イロハモミジやヤマモミジなどの〇〇○モミジという樹木ですね。
「もみじ」を漢字で書くと、「紅葉」が一般的ですが、
赤く変化する葉を「紅葉」、黄色に変化する葉を「黄葉」と区別することもあります。
そして、イロハモミジなどの○○モミジは、”カエデ科” の樹木です。
つまり、「モミジ」という種類の樹木は存在しないのですが、葉が赤や黄色に変化する樹木の総称を便宜上「もみじ」と呼び、
““ 葉が色づいた状態 ”” を表す言葉としても使われているのです。
何ともややこしくて、美しい「もみじ」
秋は、少し汗ばむ陽気もあれば、急に冷え込むこともあります。
紅葉狩りに行かれる際も、身体を冷やさないよう上着などの準備を忘れずに。
体調管理にも気を付けてお過ごしください。
今年は10月に入っても暑い日が続き、残暑が長引いていました。昨日からは一変、急に涼しくなりましたね。ただこの涼しさは長く続かず、3連休明けには再び夏日が予想されています。
1日の寒暖差が激しいので、体調管理に気を付けたいですね。
そんな日々の中でも、秋の香りが漂い始めています!
キンモクセイが咲き始めて、独特な甘い香りを放っています。
キンモクセイは、常緑小高木の一種で、9月~10月に開花します。原産は中国で、日本には江戸時代に持ち込まれ、東北南部以南で広がったそうです。関東でも多く植えられていて、秋を代表する香りとなっています。
意外に大きく高く成長した木を見つけて驚きました。「小髙木」を調べると、3m~7mくらいのものを呼ぶとのことで、納得しました。
この香りは、多くの人に親しまれ、似た香りの香水や芳香剤もよく利用されています。
しかし通常、花の香りは花粉を運んでくれる昆虫を呼び集めるためと考えられていますが、ほとんどの昆虫はキンモクセイの香りが嫌いだそうです。わずかにアブやハチの仲間だけが花を訪れるだけとのこと。
人と虫の臭覚の違いにも驚きを覚えます。
晴れた日は、キンモクセイの香りを頼りに、驚きもある、可憐に咲くオレンジ色の花を探して散策してみるのもよいですね。
9月10日は「十五夜」です。今年は、十五夜と満月が同日になるそうです。
満月では、黒い影のような部分もよく見えます。
この黒い部分の正体は、月に大きな隕石が衝突してできたクレーターです。太陽系が生まれたおよそ46億年前、
大きさ10kmほどの小天体が衝突し合って大きくなり、地球や月、他の惑星になったとされています。
月が今の大きさになったころ、まだたくさん残っていた惑星になりきれなかった小天体が、
いくつも隕石となって月に衝突し、たくさんのクレーターを作ったのです。
その模様は、日本では昔から、「餅つきをしているうさぎ」にたとえられています。
ほかの国ではどう見られているかというと、実にさまざまでおもしろいですよ。
せっかくお月見をするのなら、それにちなんだものを食べるのもよいですね。
収穫を願って昔からお供えされてきた、月見だんご。
また、「十五夜」は「芋名月」とも呼ばれているように、芋類の収穫を祝う行事でもあります。
だんごとあわせて、里芋の煮っころがしをいただくのも美味しい夜になりそうですね。
本当に他国のような模様に見えるのか話し合ったり、46億年という果てしなく遠い太陽系の歴史に思いをはせながら、
ゆっくりと月を眺めてみてもよいかもしれません。
9月1日は「防災の日」です。
現在、沖縄の海上を進んでいる猛烈な台風の影響も心配されます。
今年の7月から8月にかけても、日本各地で記録的な大雨による被害が生じました。
ここ数年で、予測困難な集中豪雨が多発している印象を受けます。
災害は、いつどこで発生してもおかしくないと強く感じさせられますね。
しかし不思議なことに、人間の心理では、「自分の身には起こらないだろう」「これくらいなら大丈夫だろう」と考える「正常性バイアス」がはたらく様です。
これは、日常生活で不安や心配を和らげる役割があります。
しかし、緊急事態では逃げ遅れてしまったり、防災に対する十分な備えの妨げの原因となることがあります。
まずはこの「まぁ大丈夫だろう」を一旦取り除き、ハザードマップを確認したり、避難場所を家族と共有するなど、身の回りの状況を見直してみるだけでも防災につながると思いますので、ぜひこの機会に実践してみてください。
以前、防災シンポジウムに参加した際、東日本大震災で被災された方のお話を直接お聞きする機会がありました。
そこで強く訴えてらっしゃったのが、「どんな物でもよいので、LEDライトと、笛やブザー音が鳴る物を持ち歩いてください。」ということでした。
万が一、水害や震災に合ってしまって助けてほしい時、人は驚くほど声が出ないのと、出したとしても周りに届かないのだそうです。しかし、笛や機械音は出すことが容易で、大きな音で響いて気づいてもらえるのだそうです。またライトの光で周囲に知らせることもできると。
今は防災・防犯グッズも多種多様に売られていますし、みなさん必ずと言ってよいほど携帯電話をお持ちですね。
ライトの付け方、緊急電話のかけ方、ブザー音の鳴らし方など、ご自分の携帯電話の機能を今一度確認しておくのも良いかと思います。
日本では、お盆に精霊馬のキュウリ馬とナス牛をお供えする習慣があります。
ご仏壇のあるお宅では用意されているかもしれませんね。ウェザーニュースが実施した「今年、お盆に精霊馬を飾りますか?」いうアンケート調査では、「飾る」が17%、「飾らない」が83%という結果でした。
飾る人がとても少ない印象ですが、キュウリ馬とナス牛は、どの様な理由でお盆のお供え物とされているのでしょう。
キュウリ馬は、先祖の霊が、浄土から家へ帰ってくる時に乗られるように、キュウリを馬に見立てて作ったものです。
ナス牛は、お盆が終わって先祖の霊が浄土へ戻る時に乗られるように、ナスを牛に見立てたものです。
家に帰ってくる時は「馬に乗って、早く来てください」。
浄土に戻る時は「帰りは牛に乗って、ゆっくりとお戻りください」という願いが込められていると言われています。
先人たちの、ご先祖様を大切に思う優しい気持ちが感じられます。
さて、ここで使われるキュウリやナス。夏野菜として、とてもおいしいですよね。
しかしながら、栄養がないといわれることもあります。本当に栄養がないのでしょうか?
栄養がないといわれてしまうのは、93%以上が水分で、低カロリーだからでしょう。
実際は、ナスには、腸内環境を整える助けになる食物繊維、浮腫みや高血圧の予防効果が期待されるカリウム、葉酸、ポリフェノールなどの栄養素があります。
キュウリにも、食物繊維、カリウムの他に、ビタミンC 、ビタミンKが含まれています。
両野菜とも、さっぱりと食べられるので、この暑くて食欲が落ちる時季におすすめです。
今年の夏は平年より暑くなるといわれています。
照り付ける日差しが厳しいこの時期、やはり「うなぎ」食べたくなります。
2022年 夏の土用丑の日は、7月23日(土)と8月4日(木)と2回あります。
そもそも土用丑の日とは?
「土用」は季節の変わり目を表す言葉で、立夏・立秋・立冬・立春の直前の約18日間のことです。
「丑の日」は十二支の丑ですが、昔は年単位ではなく、日にちを十二支で数えていました。
つまり、「土用」の期間に訪れる「丑の日」を示しています。
ですので、夏のイメージが強い「土用丑の日」ですが、厳密には春夏秋冬それぞれにあり、1年に何回もあるのですね。
夏の土用丑の日に うなぎを食べる習慣は、江戸時代に始まったとされています。
もっと昔の縄文時代の貝塚からも、うなぎの骨が見つかっているそうです。
こんなに昔から、ぬるぬるで捕まえづらい生き物が食用とされていたなんて驚きです。
やっぱりすごい! うなぎの栄養
うなぎには、DHAやEPAという不飽和脂肪酸が豊富で、これらは、脳の発達や視力の低下予防、動脈硬化を予防する働きがあります。
また、骨や歯の構成成分であるカルシウムや、疲労回復に効果のあるビタミンB1も豊富に含まれています。
さらに、目や皮膚の粘膜を保護したり、抵抗力を高める効果のあるビタミンAも多く含まれています。
これは、うなぎのかば焼き1食分で、1日に必要なビタミンA を摂取できてしまうほどです。
ただ、ビタミンAは脂溶性で体内に溜まるので、過剰に摂取することで頭痛などの過剰症の症状が生じることがあります。
食べ過ぎには注意ですが、毎日食べる方は、そうはいらっしゃらないでしょう。
質の良いタンパク質・ビタミン・ミネラルを補給できる良い食材である「うなぎ」をおいしく食べ、
この夏も乗り切りたいです。
1週間ほど前は、どんより天気があと1ヶ月くらい続くだろうと思っていたら、急激に暑くなり、記録的な早さで梅雨明けしましたね。
「梅雨明け十日」という言葉があります。梅雨が明けるときに太平洋高気圧の勢力が強まり、そのまま10日間ほど晴天が続くという意味です。
関東圏では先週の金曜から晴天が続いていて、天気予報とこの言葉の通り、この先1週間、猛暑が続いてしまいそうです。
まだ6月。猛暑に身体が慣れていませんので、どの方も熱中症へ警戒なさってください。
ここまでの猛暑ですと、日中はもちろんのこと夜間も注意が必要です。就寝中にも体の水分は失われます。
就寝前に水分補給をしたり、エアコンや扇風機を上手に使用して対策しましょう。
特に高齢者では、温度に対する感覚が弱くなるため、暑さや、喉の渇きを感じにくくなります。
ご自分の感覚で判断せず、気温・湿度計などを活用し、今いる環境の危険度を目で見て確認してみてください。
「電力需給ひっ迫注意報」が発令される事態となっていますが、熱中症予防のためエアコンは使用し、設定温度を調節したり、
他にできるところでの節電をしたいと思います。
個人で出来ることと言ったら、使用していない部屋の電気を消す、冷蔵庫の設定を中にして詰め込みすぎない、カーテンやすだれを利用する、いつもより早く寝る、、、
地球環境問題について改めて考える機会にもなりますね。
関東は既に梅雨入りしていますが、昨日6月15日東北地方の梅雨入りが発表されました。これで、梅雨のない北海道を除いて全国で梅雨入りしたことになります。これから梅雨明けまでおよそ5週間ほど、雨が多いと憂鬱になりがちですが、雨の中でも華やかに咲いているお花ありますよ。
気分を明るくしてくれる、紫陽花(アジサイ)。この漢字も、「雨降りでも、紫の花を太陽のように咲かせる」という意味が込められている様で好きです。
紫陽花は、日本が原産地ですので、至るところで見ることができます。また品種改良も盛んに行われていて種類がとても豊富なので、青、紫をはじめ、ピンク、白、緑の花色や、様々な形のものが見られます。また育つ土壌によっても色が変わるので、毎年、違う表情を楽しめます。
暑さ寒さにも強い落葉低木なので、ご自宅のガーデニングでも人気の植物です。我が家でも育てていますが、新緑がぐんぐん伸び、毎年たくさん咲いてくれます。お手入れといったら、花が咲く前後に形を整えるために剪定しているだけです。
散策中に、自分好みの紫陽花を探してみるのも楽しい時間になりそうですね。
新緑の緑が濃さを増すこのごろ、雨の日も多いですが、晴れた日にはお花がたくさん元気に咲いています。
5月は、バラ・ハナミズキ・ツツジやポピーなど🌺
みなさんは、どんなお花が好きですか?
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
ご存知の通り、美しい女性の姿を形容することわざです。
この3つの花は5月を中心にリレーするかのように、順に見頃を迎えていきます。
🚩→ 牡丹は4月中旬~5月上旬
→ 芍薬は5月中旬~6月
→ 百合は6月~7月 🚩
まさに、座っている美人が立ち上がり、歩いていく姿の流れにそっていますね。
私は中でも、すらりと伸びた茎の先端に、美しい花を咲かせる芍薬が1番好きです。
また、芍薬は見た目が美しいだけでなく、根の部分は漢方薬の原料として多く使われています。
その成分には血液を滋養し、婦人科系の働きを整える働きがあるので、他の生薬と配合され、
月経不順・生理痛・冷え性・不妊症などに使われます。古くから、多くの女性が助けられているのですね。
また、鎮痛作用や抗けいれん作用、血管拡張、抗炎症作用もあるので、筋肉のけいれんや腹痛、風邪薬などにも使われます。
漢方薬としても観賞用にも愛でられている、5月を代表するお花かと思います。
切り花として種類も豊富に流通しているので、ご自宅で楽しむのもおすすめです。
沖縄は、5月4日に梅雨入りとなりました。平年より6日早いそうです。そこで関東の今後の天気が気になり調べてみると、
2週間先まで傘マークがずらり。大雨の恐れもあるそうです。貴重な晴れの日を有効に使いたいですね。
ところで、雨の日がぐずぐず続くと、頭痛、神経痛の悪化や気分の落ち込みなどの不調を感じる方も多いのではないでしょうか。
症状が続くとつらいですよね。
実は気圧の変化に、耳の奥にある内耳センサーが反応し、自律神経のバランスを保とうと頑張ってくれています。
しかしその変化が大きかったり長く続くと、センサーが過剰に反応し、自律神経のバランスが乱れ、様々な不調が現れることがあります。
これを「天気痛」と言うこともありますが、耳のまわりの血行が悪くなると、内耳がむくんで過敏になり、不調も起こしやすくなります。
不調が現れているときは、無理をせずに体を休められると良いですね。
そこで、天気痛が起こりそうな時は、ぜひ「耳まわりの血行をよくする」ことを試してみてください。
耳の後ろ側をホットタオルなどで温めたり、耳のマッサージがおすすめです。
下記でご紹介する方法①~④の1セットを5回繰り返すと効果的です。
内耳の血流が良くなると自律神経が整い、天気痛の予防や改善につながります。
また自律神経を整えるために、日中は体を動かし、夜はリラックスして過ごすことも大切ですね。
暑い日が増えてきました。野花もあちらこちらで可愛らしく咲いていて、散策したい明るい気持ちになります。今年のゴールデンウィークは遠出される方も多いかもしれません。
ただ薄着になるこれからの季節に注意していただきたいことが、マダニが媒介するウイルス感染症【重症熱性血小板減少症候群(SFTS)】(*以下、SFTS)です。
SFTSは、SFTSウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染します。
また、SFTSウイルスに感染したネコやイヌから、人へ感染した事例も報告されています。
症状は主に発熱、吐き気、嘔吐、下痢などの消化器症状ですが、時に頭痛、神経症(意識障害、けいれん、昏睡)、出血症状などが出現することもあります。潜伏期間は、マダニに咬まれてから6日から2週間程度と言われています。
マダニは、食品や寝具など、家庭内に生息するダニと種類が異なります。比較的大型のダニで、吸血前3~4mm、吸血後約6mmと、肉眼でも見えるほどです。
主に森林や草地などの屋外に生息していますが、市街地でも見られ、日本全国に分布しています。
予防対策は、マダニに咬まれないことです。服装に注意し、侵入を防ぎましょう。また帰宅後は、すぐに入浴して付着したかもしれないダニを洗い流し、脱いだ衣服もすぐに洗濯すると良いです。
もし吸血中のマダニを発見したら、自分でつまんで取ろうとせずに、医療機関で処置をしてもらいましょう。引っ張ると、口器が皮膚内に残ってしまったり、マダニの体液が逆流したりしてよくありません。
安全対策をして、たくさん楽しんでください。
日曜から昨日まで夏日が観測されました。そんな季節外れの暑さから一転、今日は寒い雨降り。身体が大変ですね。体調にお気をつけください。
ところで、オレンジデーご存じですか。あまり浸透していない?かもしれませんが、2月14日バレンタインデー、3月14日ホワイトデーに続き、「たいせつな人と気持ちを伝えあい、絆を深める記念日」とされています 。
オレンジは4月~6月に白い花を咲かせ、その花言葉が「花嫁の喜び」であることから由来しているそうです。また、 ひとつの木に、花と実を同時につけることから、ヨーロッパでは愛と豊穣のシンボルとなっているそうです。色も明るくて元気をもらえる色ですね。
家族や友人、恋人などへオレンジにまつわる物を贈り物をするのも素敵ですし、自分でオレンジ色のアイテムを身に着けたり、柑橘系の食材を取り入れ、フレッシュで明るい気持ちになるのもいいなと思います♬
藤の花言葉:「歓迎・確固たる忠誠な・優しさ」です。 この言葉を心に留め、また新たにオー!
3/17に福岡でスタートした桜前線は順調に北上し、まもなく東北に到達するようです。
関東では先週末には満開でした。お花見された方もいらっしゃることでしょう。
なかなか大勢での花見は叶わないかもしれませんが、日本では至るところに桜が植えられています。
お家や職場の近くでも、個人で花見の楽しみ方を見つけられると思います。
可愛らしいうすピンクの花を咲かせて人々を楽しませると、潔く散ってしまいますが、
すぐに新緑の芽を伸ばす姿に励まされるようです。
昨日の雨で散ってしまったか心配でしたが、まだ残っているところもありました!
今週からは入学式のシーズン。もう少し、桜の開花が続きますように。
昨日は、とても寒かったですね。3月下旬にあんなに雪が降るなんてビックリしました。
さすがに今年度最後の雪だとは思いますが、この気温の乱高下に身体が付いていくのが大変です。
みなさまも体調を崩さないように気を付けてください。
寒さの後の急な気温上昇時に注意することが他にもあります。そう、花粉です。
花粉シーズン真っただ中。つらい症状に悩まされている方も多いかと思います。
花粉症の症状は、くしゃみ、鼻水、喉の違和感など、
風邪症状とも見分けがつきにくいともいわれています。
もし、これらの症状に、目のかゆみも伴っていたら、花粉症のサインである可能性がありますよ。
去年まで何ともなくても、急に発症することもあります。
目の花粉症の状態は「アレルギー性結膜炎」で、アレルギーによる目のかゆみ、充血、異物感やまぶたの腫れなどの症状が出ます。
花粉症を発症したら、その先もずっとお付き合いしていく場合が多いので、やはり対策が必要です。
今回は、アレルギーの原因物質を回避するセルフケアをお伝えします。ポイントは2つ‼
ポイント①接触を避ける
花粉の多い日時を知り、外出の時間を調整できる場合は、なるべく避けましょう。
☆花粉が多いのはこんな日☆
カラッと晴れた気温の高い日
風の強い日(都市部)
雨の降った翌日のよく晴れた日(前日分と合わせて2日分が開花するため大量に飛ぶ)
☆花粉が多い時間帯☆
花粉が舞い上がる昼過ぎ
花粉が地表近くに舞い降りてくる日没ごろ
ポイント②目に入ったら除去する
外出後など、花粉が目に入ったと思われる時は洗眼薬で、できるだけすぐに洗い流しましょう。
点眼タイプの洗眼薬も市販されています。手軽に持ち歩けられ、コンタクトレンズのままでも使用できるものがあり、場所を選ばずに異物を洗い流すことができます。
洗眼薬は防腐剤が入っていないものを選びましょう。
日中、少しずつ暖かくなってきましたね🌷街中でも少しずつ、野草の小さな花や梅の花が見られるようになり、春の訪れが感じられます🌸
それと共に、花粉症の方には辛い時期でもあります。日本では約3割の人が花粉症を発症しているといわれています。
花粉症は、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となりアレルギー症状をおこす病気ですが、
近年、複数の花粉に反応する人も増え,1年中アレルギー症状に悩まされるケースも増えています。
また発症年齢が低年齢化しているともいわれてます。
今や国民病ともいわれている花粉症ですが、意外なことに戦後に初めて報告された新しい病気で、1960年代から40年間ほどで激増しました。
その原因として、戦後に大量植林されたスギが伐採されずに残っていることや、地球温暖化の影響で、スギ花粉飛散量が増えていることなどがあります。
また、高タンパク・高脂肪の食生活を続けていたり、不規則な生活やストレスの多い生活などによって、免疫のバランスが崩れるとアレルギーを起こしやすくなります。
生活のリズムを整え、バランスの良い食事を心がけましょう!
アレルギーは腸内環境と関係があるとされているので、善玉菌を増やす食品を継続的に摂り、腸内環境を整えるとよいでしょう。
💡善玉菌を増やす食材💡
①善玉菌を直接腸に届ける発酵食品:乳酸菌、酵母菌、麹菌などを含むもの
②善玉菌のエサになる食材:オリゴ糖や食物繊維などを含むもの
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなど、花粉症の症状はとてもつらく、日常生活にも支障をきたします。
必要に応じて適切な治療を受けることも大切です。良い習慣を取り入れ、自分でできる対策もしていきましょう。
①善玉を直接腸に届ける
②善玉菌のエサになる
乾燥する季節。ただでさえお肌が荒れてしまう季節に、感染予防のための手洗い・手指消毒をこまめにされていることでしょう。それゆえに、手荒れがひどくなったと感じる方も多いかと思います。
手荒れは、空気の乾燥、水仕事、過度の手洗いやアルコール消毒などで皮脂が失われて乾燥し、肌のバリア機能が低下して起こります。
こまめな手洗いの後は、そのままハンドクリームを塗ってすぐにケアができるといいですね。
ところで、ハンドクリームを使用する時、どのくらいの量を使っていますか?
しっかり効果を得るためには、塗るクリーム量も重要です。
両手1回分を塗る適切な量は、通常、指先から第一関節まで出した量です。この量を1FTU(FTU:Finger Tip Unit )といい、約0.5gです。この量で塗ると、ちょっとベタベタして多いなと感じるかもしれません。
しかし、この量を丁寧に塗り込むことで角質層に浸透させ、血行も良くし、手荒れの改善につながるのです。
☆効果的な塗り方のポイント☆
ポイント① 適切な量
ポイント② よくすり込む
ポイント③ こまめに&夜寝る前のケア
日中は忙しくて、こまめにハンドクリームを塗れない…という場合は、おやすみ前のハンドマッサージがおすすめです。血行を促進することで手先の冷えも改善されリラックスできますよ。
1日頑張った自分とその手肌を、よく頑張ったねといたわりましょう!
これくらい?
両手1回分に必要な量は
↓
今年に入って埼玉県でも、まとまった雪が2回ほど降りましたね⛄⛄
とっても寒い日が続いていますが、今週末から次第に暖かくなるようです🌺
3、4か月前、今シーズンはインフルエンザウイルス感染が増えるだろうと危惧されていました。過ぎてみれば目立った流行は見られず、新型コロナウイルス感染が拡大する前の2019~2020年の同時期と比べると1500分の1以下となっています。
この激減の要因は、コロナ感染予防のため、ほとんどの人がマスク・手洗い・手指消毒をしていること、国外との往来が減少していることが考えられています。
一方、昨年11月後半から流行していた感染性胃腸炎は、今年1月後半から減少傾向にあります。発生報告は、まだ続いていますので、引き続き、手洗い・うがい、休養を心がけましょう。
厳しい寒さが続いています。天気予報によれば、今週末,寒さの底だとか。この冬の底となり、寒さ緩んでほしいですね。
だって、暦の上では ”立春” 春を迎えるのですから。
旧暦では、”立春” が年の初めだったため、その前日の大晦日ともいえる ”節分” に、新しい年が幸せでありますようにと願い、
豆まきをして、鬼(病気や災害など)を追い払ったのが由来だそうです。
今年の始まりは、新型コロナ感染症の流行に再び見舞われ、みなさんそれぞれ大変なご苦労をされていることと思います。
だからこそ、豆まき!今年もやりたいと思います!
おには~そと! ふくは~うち~!!(^o^)丿
豆パワー
豆は昔から世界中で食べられてきました。日本でも、食される豆の種類は豊富にあります。
特に大豆は、豆腐に油揚げ、納豆、豆乳、味噌、、、とたくさんの食品に変身して毎日の様に料理に使われています。
脂質・タンパク質を多く含むので、「畑の肉」と呼ばれています。
あずき、いんげんまめ、えんどう、そらまめ、ひよこまめなどは炭水化物を多く含みます。
いずれの豆も共通して、エネルギーや物質の代謝に重要な役割を果たしているビタミンB1、B、B6などのビタミンB群を豊富に含んでいます。
また、生体機能の維持・調節に重要な役割を果たすカルシウム、リン、カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラル類をバランスよく含んでいます。
食物繊維、ポリフェノールなどの様々な機能性成分も含んでおり、食品として非常に優れた特性を持っています。
ヘルシー食材である豆パワーを取って、身体の内側からも元気に過ごしたいですね。
1月の月は、18日に満月となります。この日、月は地球から約40万1000km離れて、2022年で最も遠い満月となります。
40万kmってどのくらいの距離でしょう。地球1周の長さが約4万kmなので、地球の約10周分の距離です。
そんなはるか遠いところから輝いてる姿はやはり美しいですね。
満月には様々な呼び名があります。日本では、中秋の名月、スーパームーン、ストロベリームーンなどは、みなさんよくご存じのとおり。
アメリカでは月ごとに満月の名前があるそうです。その名前から、昔は月の満ち欠けを生活の目安にしていたことがわかります。
1月は「ウルフムーン」(狼月)と呼ばれ、真冬、食糧がなく飢えた狼の遠吠えにちなんだといわれています。
他の月には、3月は、だんだん暖かくなり、さまざまな動物が活動を始める「ワーム(土の中の虫)ムーン」。5月は、たくさんの花が咲き乱れる
「フラワームーン」など素敵な呼び名があります。
さて、スーパームーンは一般的に、満月と地球が最も近くなり地球から1番大きく見えるときに呼ばれますが、今月のように最も離れる満月の呼び名はあるのでしょうか?
ありました!
【マイクロムーン】です。他に【ミニマムーン】ともいわれるそうです。かわいい!
月や星空を眺めていると、その静けさや不規則な瞬きに心が落ち着きます。
遠くを見ることで、目の筋肉がリラックスして、身体も心もリラックスできます。
そして、月や星空を見るためには見上げますね。目を上にあげると、人は元気になります。
寒いですが、少しの間でも夜空を見上げ、前向きな気持ちになれるといいですね。
ちなみに2022年のスーパームーンは7月14日です。こちらも楽しみです。
昨年は大変お世話になり、ありがとうございました。
今年の干支「寅🐯」にちなんで、何か新しいことにトライできる年にしたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、年始に「蕨市の草花・ニチニチソウ🌺」にスポットを当てました。
市制30年を記念して、平成元年11月3日に制定されたそうです。
ニチニチソウ🌺は、暑さ・乾燥に強く、開花時期も5月~11月と長いので、公園でもよく見かけますし、
ガーデニングでも人気の植物ですね。私も育てたことがありますが、丈夫で長く楽しめました。
ただ、アルカロイドという毒性が全草に含まれるので、決して口にしないよう、注意が必要です。
触れるのは大丈夫なので、触れた後は、よく手を洗うようにしてください。
ニチニチソウ🌺は色が何種類かあり、花言葉も微妙に異なりますが、全般的な花言葉は「楽しい思い出」「友情」「生涯の友情」です。
次から次へと花が咲く姿が、友達同士で楽しんでいる様子を連想することが由来になったと。それを知り、楽しい気分になりました。
ニチニチソウを眺めることで、すぐには会えない友人のことを思い出したり、初夏には花言葉と共に贈り物にしてもいいですね。
感染性胃腸炎の報告数は、前週と同水準で、多い状況が続いています。
外出先、外出後の手洗い・うがいとともに、十分な休養をとるよう心がけてください。
さて、大晦日といえば、<年越しそば>ですね。
皆さんは、どんなお蕎麦を召し上がるのでしょうか。我が家の定番は天ぷらで、海老🦐は欠かせません。
さらに、風邪予防にもなるおすすめ食材は「大根おろし」です。
大根には元々、ビタミンA・ビタミンC・食物繊維、消化を助けるアミラーゼなど栄養素が多く含まれますが、
大根のスーパーパワーを取り入れるためには、「大根おろし」が最適だそうです。
おろして細胞を壊すことで初めて生じる「イソチオシネート」という辛味成分。これには、殺菌作用があるため
風邪予防効果があります。さらに抗酸化作用もあるので、老化防止や肝機能の向上などの効果も期待されます。
スーパー大根おろし年越しそばで、今年の苦労や厄災を切り捨て、新年を気持ちよく迎えられますように。
この年末年始は、強烈寒波が襲来し、ますます寒くなって参りました。
2022年、皆さまのご健康が守られ、よい年となりますように。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
埼玉県感染症情報センターによると、感染性胃腸炎の報告数が、11月半ばから増加傾向にあります。
(定点当たり報告数は、言い換えると1医療機関当たりの平均報告数のことです。)
12月12日現在、埼玉県の中で報告数が最も多いのが川口市、次いで春日部市となっています。
例年11月~4月頃にかけて、保育所等を中心に集団感染も多数報告されます。昨年この時期は、流行が抑えられていましたが、今年は例年通りの流行がみられます。
主にウイルスが原因となり、おう吐や下痢などの症状が出て、高齢者や乳幼児は脱水など症状が重くなることもあります。
昨年と変わらず、感染予防に気を付けている中で、なぜ感染性胃腸炎は増えてしまっているのでしょう。
外出後の手洗い・うがい・手指消毒が定着していると思いますが、外出先等で、なかなか手洗いが出来ない時、アルコール消毒だけで済ませてしまうことはありませんか。
実は、アルコール消毒は新型コロナやインフルエンザウイルスには効果的ですが、感染性胃腸炎の原因となるノロやロタ、サポウイルスなどには効果が十分ではありません。
感染性胃腸炎の対策としては、やはりせっけんをつけて丁寧に手を洗い物理的に汚れを落とすことが大切です。
感染者の便や嘔吐物を処理する場合は、①ビニール製の手袋とマスクを着用し、直接触れず ② 家庭用の塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウムを含む)を低濃度に希釈したもので消毒してください。(希釈液は、塩素濃度が5%程度の漂白剤であれば水で250倍に、1%程度であれば50倍に薄めて作ります)プラスチックや金属などを消毒する際には、塩素系漂白剤では劣化作用が強く働いてしまうため、アルコール消毒がおすすめです。
改めて、丁寧な手洗いを心がけ、アルコール消毒を上手に利用し、健やかにお過ごしください。
朝晩の冷え込みが厳しくなって来ました。日中との寒暖差が大きく、体調を崩しやすい時期でもあります。
身体を外と内側から温めるためには・・・
①🍙朝ごはんをしっかり食べる🍞
朝ごはんを食べると内臓が動き始め、体内でエネルギーが作られます。すると体温が上がり、1日を活動的に始められます。
②身体を温める食材を摂る
☆生姜☆
漢方薬の生薬の一つとしてもたくさん使われています。生の生姜には、血行を良くして消化器の働きを活性化する効果があります。また加熱して摂取することで、身体を中から温める作用が増します。胃腸の冷えからくる腹痛などにも効果があるといわれています。スパイスとして生で添えてもよし。スープや炊き込みご飯に加えるのもおすすめです。
☆シナモン☆
香辛料としてよく使われますが、桂皮(ケイヒ)として漢方薬にも含まれます。シナモンの木の樹皮から作られ、強力な抗酸化作用、抗菌作用の他、血管の拡張を促進する効果も期待されます。身体を内側から温め、冷えからくる腹痛や月経痛などにも効果があります。毎日大量に摂取すると肝臓の障害につながることがありますが、通常スパイスとして使用される分量では問題ありません。1日に小さじ1杯弱を目安に、紅茶やコーヒー、シュガートーストに振りかけて摂るのがおすすめです。リンゴのジャムにも合いそうですね。
☆玉ねぎ☆
辛み成分である「アリシン」には、殺菌作用と抗酸化作用があり、風邪の予防や食中毒の予防が期待される他、血流を改善する効果があるといわれています。血行が良くなると、手足の先まで血液が巡り、冷えを予防します。熱に弱く水に溶けやすいため、効率よく摂取するためには生で食べることがよいです。が、辛みが苦手な場合は、ゆで汁も一緒に食べられるスープなどはいかがでしょう。薄皮の黄色部分に多く含まれる色素成分「ケルセチン」は、ポリフェノールの一種で、抗酸化作用があり、動脈硬化などの予防に効果が期待されます。油に溶けやすいため、油で炒めたり揚げたりする料理がおすすめです。
温かくしてお過ごしください。
先日、10年以上使っていた大ダンスを処分しました。
タンスは一家に一つは当たり前?けど場所は取るし、使い勝手も悪いような。
そこで1年前から中を空にしておきました。そのまま1年過ごせたら、もう我が家には必要ないのだなと考え。
同時に、いつか着るかもと取っておいた服も思い切って処分しました。
結果、なくなって困ることはなく、部屋も気持ちもスッキリ!です。
他にも整理する物はないか家の中をチェックしていると、洗面所にごちゃごちゃした引き出しが。
ここには、市販薬、処方薬、絆創膏、消毒液などが詰め込まれていますが。
出てきてしまった数年前の使いかけの塗り薬と、子供の小さい頃の飲み薬。
仕事柄、普段から期限チェックは行っていたつもりでしたが、自分の家の物は、何となく取っておいてしまうことがあります。
みなさんのお家にも、使っていないお薬など眠っていませんか?
もしそんなお薬の山があったら、今、必要なお薬と混ざって間違ってしまうと大変です。
病院などで処方された医療用医薬品は、製造後、未開封の状態で3~5年が使用期限ですが、
一包化されたものや、開封したものは湿気を含みやすく、
軟膏や点眼薬なども使い始めると雑菌が入ることがあります。
処方日数の中で使い切り、飲み忘れてしまったり、使わなくなったものは早めに処分してください。
また、薬局やドラッグストアで購入した一般用医薬品には、使用期限が外箱や容器に記載されているので
確認してみてください。
温度や湿度に注意し、さらには乳幼児の誤飲事故が起きないような場所に保管するようにお願いします。
散策中、ご近所の藤棚でおもしろい形の物がぶら下がっているのを発見!
これはもしかして。すぐにその正体を調べると、やはり藤の実でした。藤はマメ科のつる性の花木とのこと。見た目は、そら豆や大きなえんどう豆に似ていますね。中の種もさやの部分もとても堅くて頑丈なので、さやで子供がチャンバラごっこ出来そうです。
種を炒ったりして食べる方もいらっしゃるようですが、種には有毒成分が含まれていて、生食すると中毒症状を起こすことがあります。食べ過ぎに注意です。
美しい紫の花が咲くのも楽しみですね。
要介護の原因となるロコモティブシンドロームを知ろう
時より涼しい風を感じられるようになりました。秋晴れのもと、思いっきり身体を動かすと気持ちが良いですね。
近年、骨や関節、筋肉の衰えが原因で、運動機能が低下した状態である「ロコモティブシンドローム」(以下ロコモ)になる人が増えています。
日本整形外科学会が発表した調査では、ロコモ該当者は、年齢と共に増加し、男女差はないこと、40歳以上の68%がロコモ度1に該当すると推定されました。
中高年男女が自覚のないまま運動機能の低下が始まっているということです。
ロコモ自体は病気ではありませんが、ロコモから、寝たきりや要介護へ移行しないようにすることが重要です。
ロコモの状態では、家の中でつまずいたり、立ったまま片足で靴下を履けなかったり、横断歩道を青信号のうちに渡り切れない等、日常生活に支障が出てきます。
加齢や変形性膝関節症などの病気が主な原因とされていますが、運動不足によって筋力が低下するケースもあるため、
年齢に関わらず、日頃から運動習慣をつけられるといいですね。
まずは生活の中で意識してみるところからはじめてみましょう!
・近場の買い物や移動は歩く
・歩くときは早歩き
・電車やバスでは立つ
・エレベーターやエスカレーターは利用せず、階段を使う
・キッチンに立つときは、つま先立ち
二日前の「中秋の名月」では、関東地方からは綺麗な満月が望めました。満月と十五夜が重なるのは、2013年依頼、8年ぶりのことだったそうです。
2021年の「秋分の日」は、9.23です。この日を境に、冬に向かって1日の照射時間が日に日に短くなるので、少し寂しく感じます。しかし、「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、夏の暑さがだんだんとやわらぎ、朝晩はエアコンを使わずとも過ごしやすくなってきましたね。
秋は「運動の秋」。寒い冬に向けて、どんどん代謝が高まってくる時期です。運動すると、さらに基礎代謝があがり、ダイエットの効果も出やすくなります。昨今の状況下、いきなり運動するのは難しい場合もあるかと思います。涼しい時間帯に秋の訪れを楽しみながら、ウォーキング、サイクリングをしてみるのはいかがでしょう。
次回は、生活に取り入れやすい運動をご紹介します。